機械バカ一代

機械モノおたくのたわごと。

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メカニックというお仕事。

これがTレンね。
T型レンチ・・・通称Tレンです。

一般的なハンドツールの中では、
まるでレーシングメカニックの代名詞のように言われるTレンです。
英語ではT-bar(Tバー)。

A; Hey! give me a T-bar 10mm.
B: Yoooo. it's here!
A: I do here, you do your side!
B: Good!..
A: Goooood, we done, let's have a beer time!!

みたいに、メカ同志で受け渡しが多いのもこの工具の特徴です。

確かに、自分も十代の頃には、サーキットでこのツールを使って、
柄の部分を左手で持って、右手の人差し指でクルクルっと廻して使う、
レースメカニックの姿に憧れたもんです。

この工具、実は日本独自のツール・・・・
海外で探すと、大抵はハンドルの部分がスライドする物ばかり。
海外で、このようなハンドル固定のTレンを買えるのは、
Blue-Point(Snap-onの子会社)くらいしか知りません。

事実、GPメカニック達のほとんどは日本GPの際に買って帰ります。

でも・・・・
悲しいことに、最近は出番(見せ場)がグッと減ったツールの一つでもあります。
僕自身も、二十代の頃は暇さえあれば柄の部分を磨いて、
オイルが付いた手で握っても、人差し指でピンッと弾けば、クルクルッと廻って、
最後にギュッと締めればOK・・
と「自分専用」のTレンを工具箱に10本以上はぶら下げていました。
ラチェットハンドルなどで、先端を付け替えている時間より、
Tレンを持ち替える時間のほうが短い・・・と、
メカニックさんも0.1秒単位で、自分の仕事時間を計っていた時代でした。

最近では、メカニックさんが焦って仕事をこなさなくても充分な
レースの運営タイムスケジュール、ヒューマンエラーを極力少なくして、
フェールセーフを重要視した車造り、
やっぱり、技術の進歩って素晴らしい・・・と、思う反面。

楽してんなぁ・・・・・( ̄o ̄;)ボソッ

初めて500ccのGPマシンを担当した時、
渡されたのは、再生紙に印刷された部品の表だけでした。

あ・・この表を見て、
必要な部品を倉庫から出してきて組み立ててね


え~ ( ̄ο ̄)・・・絵とかないんでしょうか?

無いよ・・×( ̄^  ̄ )ないー

あんた・・・プロでしょ?

まぁ、時代も時代・・・
トルクレンチと同じ仕事を手のひらの感覚でやれ!!

という時代の一番の相棒です。
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