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モーターサイクルのスタイリング考察(50年代イタリア:その8)

Airone
さて・・今回はMotoGuzziのお話。

MotoGuzziは1950年代、GPシーンを支える役割を担う訳ですが、
市販車においても、いくつか興味深いモデルを発表しています。

画像のAironeが、戦前のデザインからそろそろ古さが感じられるようになりつつ、
小排気量には、魅力的なモデルを展開して行きます。

↓まぁ・・Guzziは有名なメーカーだし、軽く流しますかね・・

MotoGuzziは、Gileraと並んで50年代のイタリアでは珍しく、
大排気量をラインナップしていました。

まぁ・・皆さんお馴染みの

Falcone

Falconeですが・・とても息の長いモデルで、
1972年にV7が発売されるまで、この水平単気筒500ccは、
(元を正せば、1921年からの継続モデルとも言えるんですが・・)
MotoGuzziのアイデンティテイ+フラッグシップとして君臨する事になります。

現実には、1950年から発売されるFalconeですが、
そのノスタルジックな外観で、
「戦前からの継続モデル」と思っている人も多いかと思います。

戦前のモデルは、Normale(1921年)から始まり・・
世界大戦が始まるまでの1940年までのモデルをGTS、
戦時中(!!)のモデルをAlce.
戦後すぐの1949年から1953年までのモデルをAstoreと呼ぶので、

実際には、戦後2番目の500ccモデルという事になります。

スタイリング・・という観点から見ると、ネオ・ノスタルジックの原点というか、
旧車風モデルの元祖・・という事が出来るかも知れません。

1954年には、

Galleto

この、Galettoが発売されます。

スクーターなんだか、モーターサイクルなんだか、良く解んない・・
という外観で、なんとなくノスタルジック。

排気量設定は、160cc, 175cc, 192cc と3種類用意され、
その独特なスタイルで人気を博しますが、やはりVespa, Lambrettaには及ばず、
なんか変わった乗り物・・という評価に終わります。

ちょうど、その頃、1946年から発売したGuzzinoも、そろそろ世代交代の時期を迎え、
1953年、98ccのZigoloを発売します。

Zigolo

このZigoloは、ハーフカバーのお洒落な実用車として、着実に販売を伸ばしますが、
反面、Guzzinoの軽快さが失われた感もあり、

1956年、75ccのCardellinoを発売します。

Cardelino

Cardellinoは、まさしくGuzzinoの後継モデルとして受け入れられる事になります。

この時期のMotoGuzziは、昔ながらのフリクション・ダンパーや、
旧式なテレスコピックフォークを採用していて、スタイリング面でも、
そろそろ近代的な車種展開をする必要に迫られていました。

1959年、

Ladora

このLadolaを発売して、ようやく・・
油圧ダンパーを備えたスイングアーム式リヤサスペンション、
近代的なミッション一体式のクランクケースなど、
当時の標準的なスタイリングを手に入れました。


50年代のMotoGuzziを纏めると・・

旧態依然としたスタイリングから時代の標準への変革期にあり、
その中で伝統とアイデンティテイを守る事の難しさに直面していた。
そういう時代であったと言えるかも知れません。

--次回はDUCATIの話かなぁ---

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